皆様こんにちは、リトハウス千里中央です。
1月も下旬になり、まだまだ寒い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日、ビジネス講座で1月の振り返りを行いました。現在のご自身の課題や、達成できたこと、2月の目標などを書き出して発表していただきました。
目標を具体的に発表できている人もいれば、一方で、「~したい」「~になりたい」という言葉だけで、期限を設けたり数値を入れたりといったことが上手くできていない方もおられました。
タイトルにもあるように、現状維持バイアスという言葉があります。バイアスというのは、先入観や偏見という意味ですが、変化を避けて現状維持を求めてしまうというのは誰にでもあることです。
変わりたいということを考えるとき、それと同時に、変わりたくないと心の奥底で思っている。というケースはよくあるのではないかと思います(本人が気づいているかどうかは別にして)。
それを解消する方法の一つとして、免疫マップというものがあります。
まず、達成したい目標(改善目標)を考え、次に、目標の達成を阻害している行動や裏の目標に目を向けます。
例)
- 改善目標:色々な人とコミュニケーションを取れるようになりたい。
- 阻害行動:一人の時間が好きで、人と全然会わない。
- 裏の目標:バカにされたり見下されりするのが怖い。
- 固定観念:人と接するのは怖いことだ。
このように書き出してみることで、自分が普段目を向けていなかった本音に気付くことができます。まずは気付くというプロセスが大切で、固定観念に気付くことができれば、そこでようやく次の一歩を考えることができます。
人の脳は本能的に変化を恐れるものだそうです。脳の仕組みを上手く理解して、自己変容につなげていただければと思います。
皆さんも今後目標を考えたり、振り返りを行ったりする際は、自分の本音に目を向けるということを意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。
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