こんにちは、リトハウス中百舌鳥です。
突然ですが、皆さまは「特殊詐欺」をご存知ですか?
特殊詐欺とは、犯人が電話やハガキなどで親族や公共機関の職員などを名乗って被害者を信じ込ませて、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、「医療費の還付金が受け取れる」などと言ってATMを操作させて犯人の口座に送金させる犯罪のことです。
大阪府では令和4年中の特殊詐欺の認知件数が過去最多の2,064件でしたが、令和5年は9月時点で2,051件と、昨年同月と比べて約1.5倍に増えています。
特に堺市では昨年同月と比較すると約2倍になり、令和4年中の認知件数をすでに上回ってしまっているそうです。
堺市が特殊詐欺を目論む人たちから狙われているかも・・・!
ということで、この度、被害未然防止の講習会が堺市役所にて開かれ、リトハウス中百舌鳥・堺の職員が参加してきました。
体験型の講習で、今まさにATMでお金を振り込もうとしている、電子カードを買いに行こうとしているなど、特殊詐欺に騙された方にどのような声掛けをして止めるかという訓練が行われました。
特殊詐欺は「犯行マニュアル」という騙す目的の台本があり、決まったキーワードが出てくることがポイントです。
犯人たちも研修を受け、だましのプロ集団となり言葉巧みにだましてきます。
「キャッシュカードを預かる」
「暗証番号を教えて」
「還付金がある、ATMで手続きできる」
「犯人を捕まえた。あなたの名前が名簿に載っている。あなたのクレジットカードが使用された」
「未払金がある。支払わないと裁判を起こす。電子マネーを購入して支払うことができる」
「〇〇できる権利が当選した。不要なら必要としている人に名義を貸してほしい」
こんなキーワードがあったら「詐欺かも?」と疑って、一度電話を切り、周囲の方や警察に相談してください。相手が役所職員や警官と名乗った場合もすぐには信じず、ネットで調べて電話をかけ直し、相手が所属先に存在するのか身元の確認をしてください。
リトハウス中百舌鳥・堺は、年1回以上、警察署の防犯係の方に依頼をして、悪徳商法やSNS、不審者対応など様々な防犯教室を行っていただいています。
昨年度には堺市から特殊詐欺被害防止協力事業の認定を受けて、認定証をいただきました。
お金がもらえるという話は魅力的ですが、良い話は向こうからは転がってこないものです。
お給料で毎月コツコツと貯金できるよう、就労移行支援のリトハウスで訓練して就職やスキルアップを目指しましょう💪
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