皆さまこんにちは。リトハウス本町です。
季節がうつり街の色合いもがらりと変わりました。
新緑という言葉がよく似合います。
春の鳥といえばメジロ、ウグイスなどを思い浮かべられる方が多いかと思います。
ですが、先日それらとは別の鳥の鳴き声を聞きました。
はじめは駅の案内音かと思いましたが、ここでそんな音は流れないはず……。
スピーカーからの放送よりも澄んだ音で、それが本物の鳴き声だとわかりました。
ピュリリリリー……
音を頼りに調べてみたところ、鳴き声の正体はどうやら「コマドリ」。
山や森にいることが多く、市街地で見かける機会は少ないそうです。
では、どうして聞き覚えがあったのでしょう。
駅の鳥
駅の構内などで、鳥の鳴き声を聞かれた経験はありませんか?
あれらはただの爽やかな音ではありません。
盲導鈴(もうどうれい)という、視覚障害のある方を主な対象とした誘導サインです。
建物の出入口や階段の位置を音で知らせるために用いられています。
ピーン ポーン という音のほうがメジャーかもしれません。
施設や企業、場所によって使用されている音色は異なります。
そして「コマドリ」の鳴き声が採用されているのは、主に西日本側のJRの駅。
範囲が広いため、何気なく耳にしたことのある方も多いのではないかと思います。
他の地方では、ホオジロ、キビタキといった別の鳥のさえずりが使われているそうです。
想像していたよりもパターンが豊富で、コマドリに辿り着くまで時間がかかってしまいました。
いずれも、よく通る音であることが共通しています。
また、意図的に鳴らしていること、本物の鳥の鳴き声ではないことがわかるように、録音したものをそのまま使わないなどのガイドラインも制定されています。
本物の鳴き声を耳にして、たしかに駅の音とは異なると感じました。
まとめ
今回の記事を書くにあたり、新たに知ったことや、発見・気づきが数多くありました。
建物という人工物のなかで、サインとして生き物の音を使うというのも、考えてみれば不思議な話です。
皆さまもよければ足を止めてみて、耳を澄ましてみてください。
なにか新たな気づきがあるかもしれません。
さいごに
リトハウス本町の窓からもカラスやスズメの姿が時折見えます。
よく鳥が止まる枝とそうではない枝があるため、やはり止まりやすい木というものがあるのかもしれません。
リトハウス各事業所では随時見学・体験を承っております。
お気軽にお電話、またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
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