「ひきこもり」とは?
「ひきこもり」とは、特定の病気ではなく、ひきこもっている「状態」を指す言葉です。そのため、様々な背景があると考えられます。
また、ひきこもり状態は、必ずしも病的な状態を表すわけではなく、健康な成人でも気分の波や、ちょっとした出来事でひきこもることがあります。
- 厚生労働省の定義などを参考にすると、自宅に引きこもって学校や仕事に行かずに、家族以外との親密な対人関係がない状態が6ヶ月以上続いている状態を指します。「社会的ひきこもり」であるかどうかという定義や基準にあまりこだわらず、本人や家族が何らかの困難を感じられているのであれば、支援が必要な状態であると考えてください。
相談事例における「社会的ひきこもり」の状態にある本人の状況
※データは、平成14年に全国の保健所、精神保健福祉センターに相談のあった事例について調査を行った
『「社会的ひきこもり」に関する相談・援助状況実態調査報告』(平成15年7月28日)によるものです。