皆様こんにちは。リトハウス本町です。
近畿地方は6/21の夏至にようやく梅雨入りしましたが、皆様におかれましては体調を崩されないように願っております。

さて、2024年7月から日本情報処理検定協会では2つの新試験が導入されます。

  • プログラミング技能検定試験
  • 情報デザイン検定試験(Webページ)

これらの特徴は、いずれも「ブロックプログラミング」という、近年注目されている手法でコードを組み立ててプログラムを作ることです。
今までだと文字でプログラムを書いていたものが、「ブロック」という塊になり、それをくっつけて必要な引数(日本語では何を、どのように、にあたる部分)だけ入力すればプログラムが仕上がるものです。
最近では「キントーン」という、サイボウズ社が出している「ノーコードで業務プログラムが作れる」という謳い文句のサービスもその一種です。

もちろんブロックの組み立て方を間違えると正常に動作しませんが、ひとつひとつの構文を覚えなくても、組み立て方を学べば簡単なプログラムやWebページを作れます。

実際HTML(Webページの記述言語)を読める私も挑戦しましたが、最初はブロックを操作するための慣れが必要なものの、確かに「これ何だったっけ」とHTMLガイドブックを見たり検索したりする手間が無くなるなと思いました。

論理的思考力

プログラムを動かすには、「論理的思考力」が必要です。
コンピューターは適切な指示がないと、正常に動いてくれません。プログラムを組んでいると、よくエラーが発生したり「違う、そうじゃない」という動作をするのですが、それは指示が適切でないからです。いわゆる「適当にやっといて」は通用しません。
「論理的に」挙動を観察し、「論理的に」問題を発見して「論理的に」解決する。それがプログラミングの醍醐味なのです。

難しい話になりましたが、プログラミングは頭を使います。頭をひねります。だからこそ、育つ力があるのです。

これらの試験はどんな人に向いているか

ズバリ「自分で問題を解決しようと努力できる人」です。
リトハウスの職員にとっても初めての科目であるため、鋭意教えられるよう努力していますが、実際に操作するのは皆さんですので、「なぜ」を自分で解決する行動を起こすことができれば理解も早いのです。
その意味では職員も「一緒に学ぶ」つもりでいます。

今後、こうしたブロックプログラミングが企業に一層浸透してきたら、ブロックプログラミングを学んだ方は武器になるかもしれませんね。

リトハウスでは、随時相談・見学を承っております。
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