皆さま、こんにちは。リトハウス千里中央です。

朝夕の寒さが一層厳しくなってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

リトハウスには、様々な利用者さまが通われていますが、中には怒りや悩みを長い時間引きずってしまうという方がいらっしゃいます。

もちろん、怒りが必要な場面もあるかと思いますが、必要以上に引きずってしまうと、相手にとっても自分にとっても良くないケースが多いです。

以前読んだ本に、相手に対して怒りをぶつけて相手を苦しめているようで、実は自分で自分を苦しめている、ということが書いてありました。

例えばBさんがAさんにひどいことを言われたとします。

Bさんはその後も、「Aさんにあんなことを言われた。」「Aさんはひどいやつだ。」とかなり引きずっている様子。

言われた方は鮮明に覚えていても、言った方はそれほど深刻に捉えておらず、「そんなこと言ったっけ?」という場合も多いかと思います。

Bさんが引きずって落ち込んでいる間も、Aさんは美味しい物を食べて楽しそうにしているかもしれません。

Bさんは頭の中でAさんに言われたことを反芻して、Aさんのことを頭の中で攻撃しているつもりかもしれませんが、結局は自分で自分の事を苦しめています。

脳の容量には限界があり、怒りで頭がいっぱいな間は、他のことを考えることができません。

自分が怒っていることに気づき、怒りを手放し、次の行動を考える・・・といったように徐々に気持ちを切り替えていくことが重要になります。

複数の人が集まると、人間関係で悩みが生じることもあるかもしれませんが、その対処方法についても、訓練をする中で学んでいってもらえたらなと思います。

リトハウスでは見学・体験等随時受け付けております。
お気軽にお問合せください。




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