皆さま、こんにちは。朝晩の寒暖差を感じる季節になってまいりましたね。
さて、普段、みなさんの脳はロジカルシンキングに慣れてしまっているのをご存知でしょうか?常に「正解」を求めてしまう日常…
今回は「正解のない」問いに取り組んでみようということで「アート思考」を開講いたしました。
では、早速問題です。
1. 点Aと点Bを結ぶ、最も「赤い」線を引きましょう。
A・ ・B
講座に参加された皆さんには、何の説明もなくこの問題に取り組んでいただきました。
- しばらく考えて、赤いボールペンでフリーハンドで書き出す方
- 赤いペンでガリガリ濃い面を書き出す方
- 波線をグルグル書き出す方
など様々です。
線の種類、線の太さ、つなげ方の指定はありません。「赤」は深紅でも、ピンクに近い赤でも、自分が「赤」と思えばそれでOKです。正解はないのです。
それでは、次の問題です。
2. この作品名は?
答えは、ご存知の方も多い「サモトラケのニケ」です。エーゲ海サモトラケ島で発見された勝利の女神ニケというところから、つけられました。
通称として呼ばれていた名前や作品の管理係が目録を作る時につけた呼び名がそのまま題名になることもあります。
では最後の問題です。
3. この絵のタイトルは何でしょうか?
答えは「無題」です。
また当日の講座では、皆さんに取り組んでもらった 1. 点Aと点Bを結ぶ、最も「赤い」線を引きましょうで完成した絵にタイトルをつけていただきました。
そして、作品を持ちながら、タイトル名となぜそのタイトルをつけたかという理由を発表していただき、ちょっとした鑑賞会になりました。
個性的なタイトルをつけた方、無題とつけた方など、作品もタイトルも同じものはなく、「へー、そういう描き方だからそのタイトルなのか!」とか「自分の頭の中に浮かんだもの?!おー!」など、感想も様々でした。
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