こんにちは。リトハウス本町です。

いきなり物騒な話ですが、かなり以前からインターネットでは詐欺が流行しています。皆さんの元にも、怪しいメールやSMS(メッセージ)が届いた経験のある方もいらっしゃるかと思います。

最近、利用者様から詐欺にひっかかりそうになったり、詐欺ではないかと報告を受けたりすることがあるので、よくある事例を紹介いたします。

まず、電子メールやSMS(メッセージ)で届くのは古典的な手法で、メールを見るだけでは通常何もありませんが、書かれているリンクをクリックすると本物を似せたサイトに入ってしまい、そこに情報を入力したりするとその情報を悪用される「フィッシング」と呼ばれるものです。

例えばですが、ID・パスワードや、クレジットカードの番号を入れてしまうと大変なことになりかねません。
ただし近年のSMSでは、ほとんどの迷惑メールはブロックされる初期設定になっています。

回避方法はメールのリンクを使わないことです。検索した時に「スポンサー」と書かれていない、正しいアドレスを信用すること、または正しいサイトをブックマーク・お気に入りに入れておくことが有効ですね。

本当に重要な通知がメールやSMSで届かないわけではありませんが、相手先の電話番号が信頼できるものか、電話番号をインターネットで検索して調べるのが最も有効です。慣れない方はメール提供会社や携帯会社の迷惑メールブロック機能を使うのもいいですね。怪しいと感じたら、職員までメールの画面を見せていただければ判断ができます

また、近年はブラウザー(EdgeやChromeのこと)の通知機能や広告を使って、ウィルスに感染したなどの表示を出す手口もみられます。リトハウスでインターネットを利用中に、「ウィルスに感染しました」「ドライバーをアップデートしてください」と表示されても、慌てず職員の指示を受けるようにしてください

次によくあるのは、X(Twitter) やLINEといったSNSでのトラブルです。例えば偽のキャンペーン当選通知を送って、返信すると金銭を要求される手口がありましたが、Xのアップデートでそれは行いにくくなりました。ただ、親しくなってから急に金銭や、本人の画像を要求される「出会い系」の手口はいまだ存在します。

利用者様にお願いしたいことは、「請求があったり、助けを求められても、何かが当選したと通知があっても、ひと呼吸しよう」ということです。それ、詐欺かもしれません。お金を払うなんてもってのほかです。

以下、警視庁のサイトです。ご参考にご覧ください。https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/sodan/nettrouble/jirei_other/net_billing_fraud.html
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/sodan/nettrouble/jirei_other/internet_scam.html

また、就労移行支援事業所リトハウスではビジネスマナー講座で詐欺からの身の守り方を学習する回もあります。積極的に参加してみましょう。

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