皆さん、こんにちは。リトハウス千里中央です。
本日は、先日特例子会社の見学へ伺った報告をいたします。
今回見学させていただいた企業では、職員の半数近くの方に障がいがあるとの事でした。皆さんが働きやすい環境を整えるため、朝礼などの連絡事項は、手話とホワイドボードへの記入、口頭の3つの手段で行われるそうです。
その他にも、商品の梱包作業を分担して行う部署では、職員ではなく作業テーブルがゆっくりと回転し、作業する人数とスピードに合わせる事ができたり、重さだけでなく枚数も分かるように設定してある計量器を使用する事で、大きな数が数えられない方でも、書類の仕分けが出来るようになっていたりと、本当に様々な配慮や工夫がされている環境でした。
今回見学に参加された利用者さんも説明に熱心に耳を傾け、とても感心されたご様子でしっかりメモを取っておられました。
中でも特に印象的だったのは、「分からないこと、出来ないことを伝えられるかどうかがとても大切だ」と仰っていた事です。出来ないことを伝えてもらうことで、どうすれば全員が働きやすい環境になるかをスタッフ間で話し合い、改善し続けることができると仰っていました。
今回の見学は、参加された利用者さんだけでなく、同行した支援者にとっても勉強になる有意義な時間でした。
企業見学は今後も積極的に実施していきたいと感じた1日でした。
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