こんにちは、リトハウス中百舌鳥です。

先日、利用者の方々数名と一緒に、ある特例子会社さまへ職場見学に伺いました。

特例子会社とは、従業員のうちの障害のある方の人数や割合など、一定の要件を満たして設立される子会社のことをいいます。特例子会社では障害のある方が働きやすいように、様々な制度や工夫が考えられています。

今回の見学では、通所を始められて間もない方や障害者手帳を取得して間もない方と一緒に訪問させていただきました。

丁寧に社内を案内していただき、仕事や作業の内容について伺う中で、苦手なこと、難しいことをそのままにしておくのではなく、相談して対応を皆で考え、そこから作業を続けられるように皆で工夫するという「相談の大切さ」を教えていただきました。

実例として、数を数えることが苦手な方から「送付する冊子が大量になると混乱してしまう」と相談されたことから、計量器に改良を加えて一冊分の重さを記憶させ、冊子をまとめて計量器に乗せると「〇個」と数えなくても冊数が表示されるようにしたことや、片手が不自由な方のためにPCの操作を足でできるように改良されたことなど、過去の相談からどのような工夫をされたのかを教えていただきました。

「どのような働き方がいいか考えようと思っても、具体的なイメージができない」と悩んでおられた利用者の方々も、社内を見学させていただき、働いておられる方々がどのような工夫をして業務に取り組んでいるのか知ったことで「イメージがしやすくなりました」と仰っていました。

今回企業さまの取り組みを教えていただいて、相談がひとりを支え、一人がまた違う人を支え、そして全員が各々のちからで会社や社会を支えていくことができるのだと実感しました。リトハウスでも、自分の弱点を知り、相談することの大切さを改めてお伝えしていきたいと思います。

人とのつながりを大切にし、支え合える思いやりを育みたいですね🍀

リトハウスでは見学・体験を随時受け付けております。

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