皆さま、こんにちはリトハウス長堀橋です。残暑の中にも、朝晩は少しずつ涼しさが混じるようになり、季節の移ろいを感じます。
今回は、『船場(せんば)』の歴史と魅力をご紹介します
リトハウス長堀橋がある大阪市・中央区の「船場」界隈は、江戸時代から大阪経済と町人文化の中心地として栄えてきたエリアです。南北約2km、東西約1kmの碁盤目状の街並みは、今もその名残を残しながら、現代的なビジネス街として活気づいています。

※画像の左(中之島方面)が北、右(道頓堀界隈)が南
成り立ちと由来
1583年、豊臣秀吉が大坂城を築き始めた頃、城下町の整備とともに船場の基礎も形づくられました。徳川政権下では商人や職人が全国から集まり、物流と商業の拠点として発展します。
名前の由来には諸説ありますが、古来この地域が「船着き場」であったことから、この名が付けられたというのが最も有力な説のようです。

街並みと文化
整然とした碁盤目の街区には「通り」と「筋」が交差し、往来には日覆いが渡されて涼をとったと、作家・谷崎潤一郎も描写しています。
また、船場は「船場言葉」と呼ばれる、大阪弁の標準とされる上品な話し方が育まれた場所でもあり、商いと文化の両面で大阪を象徴するエリアでした。
現代の船場
明治以降、道路整備や町名の整理が進み、戦後には船場センタービルやオフィス街が形成されました。今では老舗と新しい商業施設が入り混じり、過去と現在が共存する街として多くの人を惹きつけています。

船場散策
私も通勤の合間に船場界隈を歩くことがあります。表通りから一歩入ると、歴史を感じさせる建物や、暖簾を掲げた老舗がひっそりと佇んでいます。日常の中でそうした発見があると、慌ただしい時間の流れが和らぎ、この街をより身近に感じられます。
船場は、知れば知るほど奥深く、魅力的な街です。大阪の歴史と文化がギュッと詰まっていながら、いつも新しい魅力を見せてくれます。ぜひ一度、ゆっくり歩いて路地や老舗の雰囲気を味わってみてください。
リトハウス長堀橋では、随時見学体験を承っております。
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