こんにちは、リトハウス中百舌鳥です。
2月も下旬に入り、寒い日の中にも暖かい時間がありますね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

「冬になると気分が落ち込む」という方がいらっしゃいます。
寒いから甘えているだけ?と自分を責めていませんか。

それは、もしかしたら冬季うつ病(季節性うつ病)かもしれません。
原因は不明ですが、脳の神経伝達物質であるセロトニン(いわゆる「幸せホルモン」)の神経機能異常と、体内時計の調節障害が関連していると言われています。

冬季うつの特徴としては以下があります。

  • 無気力
  • 過眠(寝ても寝ても眠い)
  • 過食
  • 体重増加
  • 炭水化物や甘いものが食べたくなる

自分でできる3つの冬季うつ対策

1.積極的に光を浴びる

冬のセロトニン不足を解消するために、積極的に太陽光を浴びる時間を増やすことが大切です。一日中、日の差し込まない室内で過ごすと冬季うつにつながりやすいため、可能な限り外で太陽光を浴びるよう心がけましょう。

太陽光を浴びる時間が限られる場合は、自宅の照明を明るいものに取り替えるのでも冬季うつの予防につながります。 太陽光の代わりにするには、10,000ルクスの冷白色蛍光灯(通常の屋内照明の約20倍に相当)を20〜60分間浴びる必要があるとされています。

2.栄養バランスの良い食事を摂る

栄養バランスの良い食事を摂ることも、冬季うつ予防につながります。肉や魚、大豆などのタンパク質には、セロトニンを生成するトリプトファン(アミノ酸)を多く含むため、冬場は特に意識して摂るようにしましょう。

ただし、タンパク質だけを過剰に摂取するのではなく、ビタミンやミネラルなどの栄養素も含め、バランス良く摂ることが大切です。また、食事をするときによく噛んで食べると、セロトニンの分泌が促されます。

3.適度な運動を取り入れる

セロトニンは運動を行うことでも分泌されます。運動は、一定のリズムで行うウォーキングなどの有酸素運動や、ストレッチなどがおすすめです。これらの運動はセロトニンだけでなく、意欲や快楽に関係するドーパミンというホルモンの分泌も促されるため、気分の落ち込みを防ぐことにつながります。

冬季うつの原因や症状を理解してセルフケアにつなげよう

冬場は冬季うつが多く見られるため、自宅でできる対策を取り入れましょう。
また、自身のメンタルヘルスの状態を把握して、対策につなげると良いでしょう。

リトハウスでは、ご自身で体調やメンタルヘルスの状態を把握するのが難しい方と、スタッフやその他の相談所と相談しながら通所されてらっしゃる方もいます。
リトハウスに通所するだけでも適度な運動にもなりますし、太陽の光を浴び、美味しい昼食を食べることで冬季うつの対策をしていきましょう!

リトハウスでは、見学・体験を随時受け付けております。
お気軽にお問合せください。

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