皆さま、こんにちは!リトハウス堺です。
あっという間にゴールデンウイークが終了しましたが、みなさんは有意義に過ごせましたでしょうか?
連休明け、外の日差しも爽やかで、順調なのに、なぜか気分が沈んだり、なんだかだるくてやる気が出なかったり、といった不調を感じたら要注意!
その不調はもしかしたら「五月病」かもしれません。
五月病とは?
五月病は「病」とついていますが、医学用語ではありません。正式な病名ではなく俗称です。
五月病は病名としては医学的には存在しないですが、医学的には主に「適応障害」と捉えられます。
5月の連休が終わったあと、学校や会社に行きたくない、なんとなく体調が悪い、授業や仕事に集中できない、などの状態を総称して、5月に起こることから「五月病」と呼ばれています。
五月病はストレスによる心身の不調
- 気分がすぐれない
- やる気が起きない
- 気分が落ち込む
- 焦りや不安感がある
- 集中力が低下する
- 思考力が落ちる
身体の不調としては、以下のようなものがあります。
- 身体がだるい
- 食欲が無い
- 不眠
- 動悸・息切れ
- 発汗
- 頭痛
- 肩こり
- 腰痛
- めまい
- 吐き気
- 手足が震える
これらの心身の不調は、うつ病と似ていますが、五月病は一過性のものです。
ただし2週間以上長く続くようなら主治医に相談してみましょう。
五月病の症状をセルフチェック!
セルフチェック
(1)他人と会う、話すのが億劫で面倒くさい
(2)新しい環境に合わせるのが苦手
(3)過剰適応気味で、周囲に気を使いすぎる、空気を読みすぎる
(4)仕事や勉強についてクヨクヨ悩むことが多い
(5)生活リズムが夜型になってきた
(6)朝早く目覚めるが、ベッドから出るのがつらい
(7)「私はダメだ・・・」マイナス思考から抜けられない
(8)洗顔や髭剃り、化粧を怠るなど、身だしなみがだらしなくなってきた
(9)通勤中の会社が近づくにつれて、腹痛や動悸など体調不良が出る
(10)食事に関心がなくなり、適当に済ませるようになってきた
・3個未満:現在五月病の心配はないようです
・4~6個:ストレスや緊張が強い状況で、軽い抑うつ傾向が見られます。
・7個以上:抑うつ傾向があります。この状態が続く場合は、受診が必要となります。
「もしかして五月病の症状かな?」と感じたら、まずは、基本となる生活習慣を整えましょう。
五月病の主な原因はストレスです。ストレスは自覚がなくても、心と身体に蓄積されていきます。
規則正しい生活、十分な食事と睡眠、適度な運動。スマホやPCを見すぎないことも大事です。
生活習慣を整えながら、その中で、ストレスの発散&解消も心がけていきます。
環境や生活の変化は、ただでさえ気を使うし、何かとストレスの原因になるものです。
現代社会でストレスをゼロにすることは不可能ですが、五月病の原因とわかっていれば、自分であらかじめ予防したり、症状が出ても対処することができます。
こまめにストレスの発散を心がけ、適度な気分転換を取り入れることで、ストレスと上手に付き合っていけるといいですね。
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