こんにちは。リトハウス長堀橋です。
日々、利用者様と接していて「習慣の力」を改めて実感する時があります。
今回はそのエピソードをご紹介いたします。
リトハウスでは、就労支援の一環として毎日「ビジネス講座」を行っています。
実際のビジネスシーンを想定し、就職のための面接をはじめ、実際の職場でよく行われる電話応対・メモ取り・意見交換といったコミュニケーションや作業の練習を行っていただく訓練プログラムです。
(一般企業での研修をイメージしていただけるとわかりやすいと思います)
先日、面接の練習を行った時のことです。内容は、
・「求職者役」と「面接官役」を交互に行い、志望動機やご自身の長所・短所を伝える
・他の方の様子も見て、気付いたことをメモする
というもので、
「今は練習ですので、失敗してもOKです。今のうちにどんどん失敗しましょう。」
とお伝えし、回答の完成度よりも「まず、自分の言葉で堂々と伝える」ことを目標に取り組んでいただきました。
利用者様は、緊張もあってかスムーズに話せない様子はあったものの、自分の考えを整理したうえで、相手の顔を見ながら自分の言葉で伝えられていました。
そして印象的だったのは、面接官役の時にも台本の内容だけを機械的に話すのでなく、始める前の
「これから面接を始めます。よろしくお願いいたします。」
という挨拶や、相手の言葉を受けての
「わかりました。ありがとうございます。」
といった受け答えを(指示されてではなく)自ら主体的にされている方がいたことです。
人間、普段していないことをいきなり上手にすることはできません。
ふとした時に、普段の習慣が無意識に出るものだと思います。
日々のビジネス講座や、挨拶の練習(1日1回、20種類の挨拶をお辞儀と共に行う)が習慣として身に付き、意識せずとも自然にしていただけているのだとお見受けしました。
そういった「習慣の力」を実感し、私どもスタッフも改めて学ばせていただいたエピソードでした。
企業見学や実習の際、「挨拶が上手です」と企業のご担当者から好印象を持っていただける利用者様も多数いらっしゃいます。
印象やコミュニケーションが良ければ全てうまくいくわけではありませんが、うまくいくことは確実に増えます。
日々の取り組みがご自身の発展につながるよう、今後もサポートを行っていきたいと思います。
リトハウスでは、見学・体験を随時受け付けております。
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