こんにちは。リトハウス堺です。
5月1日は労働者の祭典「メーデー」でした。今回はメーデーについてお話しさせて頂きます。メーデーの歴史は今から約140年前、19世紀のアメリカにたどりつきます。

当時のアメリカでは、工場やお店でたくさんの人が働いていました。その働き方はとても大変なもので1日に10時間、12時間、時には15時間以上も働かされることがあり、休みの日もほとんどなく、子どもたちも大人と一緒に働かされることが珍しくありませんでした。そんなつらい働き方を変えようと、労働者たちが立ち上がりました。彼らが声をそろえて訴えたのが、「1日8時間働いて、8時間は休み、8時間は自由な時間にしよう!」という考え方でした。これが「8時間労働制」のはじまりでした。
1886年5月1日、アメリカのシカゴを中心に、たくさんの労働者たちが一斉に集まり、大きな運動を起こしました。この運動をきっかけに、世界中に「5月1日は働く人たちの権利を考える日」という考えが広がっていきました。アメリカで最初にこの大きな労働運動が起きたのが5月1日だったこともあり、その後、世界中の国々が「5月1日をメーデーにしよう」と決め、今に続いています。

ちなみに、「メーデー(May Day)」という名前は、英語で「5月の日」という意味です。というわけです。
大阪でも大阪城公園で集会が行われました。労働組合や市民団体がデモや集会を行い、労働条件の改善を訴える活動を行っています。今では、「働くことの大切さ」や「働く人への感謝」を考える日としても広まっています。
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