皆さま、こんにちは!! リトハウス長堀橋です。
セミの声がにぎやかに響く季節になりましたね。太陽のまぶしい日差しに包まれながら、
夏らしさを感じる今日この頃です。
今回は、私たちの事業所がある「長堀橋」という場所について、少しだけ歴史の散歩をしてみたいと思います。いつも歩いている道にも、実は長い年月をかけて育まれてきた物語があります。
『長堀橋』の名前の由来は?
「長堀橋(ながほりばし)」という名前は、かつてこの辺りを流れていた「長堀川(ながほりがわ)」という人工の川にちなんでつけられたものです。
この長堀川は、江戸時代の初めにつくられた運河で、当時の大阪の東西をつなぐ物流の大動脈として活躍していました。川の両岸には商人の町が栄え、多くの船が行き交っていたそうです。

長堀川にはたくさんの橋がかけられていましたが、その中のひとつが「長堀橋」。
つまり、「長堀川にかかっていた橋の名前」が、まち全体の名前として残ったのです。
川だった場所は、今はどうなっているのでしょうか。
現在の「長堀通(ながほりどおり)」は、実は長堀川の跡地です。
昭和40年代に埋め立てられ、その上に道路が整備され、地下には地下鉄長堀鶴見緑地線が通っています。さらに、その地下空間には「クリスタ長堀」というショッピングストリートがあり、
その天井には水の流れをイメージしたデザインが施されていたり、
長堀川時代の石垣の展示があったりと、川の名残を感じられる工夫がされています。

橋はなくなっても、名前はまちに残る
現在、「長堀橋」という橋はありませんが、その名前は駅名や地名として今もしっかりと息づいています。
「歴史」と聞くと少し難しそうに感じるかもしれませんが、
自分が通っている場所の昔の姿を想像してみると、なんだか親しみがわいてくることもあります。
皆さんも、いつも歩いている道に、ちょっとだけ目を向けてみてください。
何か小さな“気づき”や“発見”があるかもしれません。
リトハウスでは随時、見学・体験を受け付けております。
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